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読書百遍 其義自見
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8/7に東京でタルパー会議オフが開かれたようだ。
正直、めっちゃ行きたかった。

当初は僕も参加する予定だったのだが、思ったように有休がとれずに指をくわえて見ているしかなかったのだ。
そこでとある参加者がレポートをまとめて公開されていたので、僕なりの感想をば。
原文はこちらのツイートを参照。
https://twitter.com/yuttairi/status/1027446174339362817



件の動画についての話

>たぶん悪意とかではなくただの情報不足だと思う

これは同感。
確かにタルパそのものの解釈や意義などが論争の的になっているのは、外部からはとても分かりにくい。
界隈外との接点と言えばタルパwikiや書籍ということになるだろうが、これらが現時点では全く期待できない。
そんな状態で動画を作ればこうもなろう、といった感じ。


>しかし、その中で有益な物や、その時必要なものだけを取り出すことは非常に難しい
>やはりタルパwikiは充実していてほしい(一同同意)
>記事ごとに情報や意見などをまとめ、さらにタグ付けやメニュー分けされていると探しやすい

まさにtulpawiki氏はそれを実現しようとしていたように見える。
wikiには似たような質問が断続的に現れる。カテゴリごとにまとめられれば、格段に分かりやすいのだが、氏がどこまで作業を進めているかは不明...



タルパーが増えることについての是非

>タルパーが増えることによって厄介さんも増えるけど、面白い人とか有益な研究をする人が増える
>厄介さんだけを引き上げる方法はないか?

無い。人が集まれば問題が起こるのは必然と考えるべきだ。
従って「問題を避ける」のではなく、「問題を明確にする」という点に集中するべき。
明確になった問題は共有される。共有された問題は議論される。議論された問題は無害化される。


>初心者向けの情報と上級者向けの情報が混在しているので混乱する

初心者と上級者が求める情報は全く異なるということに注意。
結局のところ、初心者にとっては目の前の問題解決が最優先なのだ。そこに解釈がどうとか理論がどうとかの話はまるで関係ない。
そういう意味でも、wikiに直接寄せられた質問と回答をまとめることはとても有意義だと言える。


>自然タルパとそうでないものの境界が曖昧になり、意思疎通が難しくなる

別に、区別する必要などないのでは?
区別が意思疎通の土台になるのではなく、意思疎通の境界が区別であるべきだろう。


>タルパwikiには、最低限これだけ知っていれば界隈に入れる情報だけ書いて、発展的な内容はリンクなどで外部にまとめてはどうか?
>現在、思念体や精神医学的な情報などは思念体wikiに誘導しているのと同じ原理
>入口として、タルパの源流(自分で隣人を創る方法として生まれたタルパ)の基本的な情報を載せて、発展的な内容は別に作る

はい!僕はこれには大反対だ!
そもそもインターネット上においてサイトを分けるということは、コミュニティを分けることに直結する。どれだけ有機的にリンクを張り巡らせても、情報はどちらか片方に必ず集中する。

何故か?
wikiの主要なユーザーは初心者だ。
初心者は自分の疑問が基本的なことなのか、それとも応用的なことなのか、あるいはどんな分野に属することなのか、まるで判別がつかない!
つまり、とりあえず盛り上がっている方に肩入れしておけばそれで一安心なのである。

これはサイト運営の視点から見れば、ユーザーを取り合うことを意味する。即ち、この時点でサイト群は互いに競争関係となる。
競争関係が悪いわけではない。むしろそれは研究の発展につながる。
ただしそれは、タルパ界隈のアクティブユーザーが今の100倍あればの話だが。

現時点ではwiki運営に携われる人材は限られている。不用意にこれを分割すべきでない。

思念体考察wikiにリンクしているのは、このwikiがタルパを主題としていないからだ。
もし編集方針が変わってタルパを扱うようになれば、リンクを断ち切って「破局的な崩壊」を未然に防がねばならないだろう。


>この方法なら、まだ発展的な研究もまとめることができる

「お前が言うな」と言われそうだが、応用研究は基礎研究に基づく。
基礎研究が生じるのは、日常的な疑問からでしかあり得ない。
基礎・応用という区分があるのではなく、応用は基礎無しには絶対に存立し得ないのだ。
そう考えれば、発展的な内容を別のサイトにまとめるなどという愚を犯すには至らない。


>それは普通のwikiと何が違うのか?
>(わざわざリンク構造にする意味はあるのか?)

...


>タルパについての考え方やスタンスが違う人があまりお互いを理解できてないまま混在するので、 知らず知らずコミュニケーションが委縮している可能性

原因と結果をはき違えている。
交流を閉ざすから、解釈の違いが生まれるのだ。交流のあるところに根本的な解釈の違いなど生じ得ない。
何故ならば、実際に交流が出来ているのだから。



来てくれたタルパーに定着してもらう方法は何か?

この項の話は総じて「統率者」とか「影響のある人」といった少数の人間が自治するコミュニティに終始しているようだ。
タルパ界隈という枠組みの中でのみ考えれば、それもまた数ある可能性の一つだろう。

しかし、本当にそんな人間が自然発生するのか?
まさに現在のタルパ界隈がその反例であるように見える。

何故タルパ界隈が今の状態になったのか、その原因を羅列するのは極めて難しい。
タルパ概念特有の性質、日本型コミュニティ特有の性質、メインカルチャーとは異なるサブカルチャー特有の力学など、様々な要因が絡んでいる。


>その統率者、というのは本当に生まれるのか?
>サービスを提供する人はあくまで場を用意するだけで、実際にコミュニティを動かすのは利用者なのでは

従って、別の可能性を模索するとこうなる。
wikiという編集形態自体がこの思想を支持しているため、先に述べた(レポートでも述べられている)ような形態とは相性が悪い。

ちなみに...
タルパwikiに「タルパーへの質問所」というページが出来た頃、このページの運用法をめぐってページの作成者とペンナントカさんというタルパーが対立した。
作成者は「理論はさておき疑問と回答を無制限に集積して整理すべき」と考えていて、ペンナントカさんは「何かしらの理論に従って回答して質を確保すべき」と考えた。

結局どちらが正しかったか、賢明な読者諸氏にはお分かりであろう。
wikiの投稿をカテゴライズするという考え方がそれなりの有効性を帯び始めたことには、陰の功労者がいたのだ。

「どうなるか」ではなく、「どうするか」を論じよ。
結果ではなく原因に目を向ける者は常に先手を打つ。

ペンナントカさんのような過ちを、また繰り返すわけにはいかないのだ。



五感化は、本当にタルパにとって必須なのか?

>タルパは解離度を高めるものだから、必要ないとの主張
>オート化と五感化の構造はと同じなので両方タルパである、との主張

これが問題になる背後には、身体論が横たわっているように見える。
人間の「経験」はその身体によってどのような意味を持たされるのだろうか、という疑問だ。

ペンライトのタルパ研究で「オート化と五感化」と言えば、真っ先に感覚化理論が思い当たる。
そこでは干渉が客観性を帯びる条件として、任意のオート化は感覚化を経由せねばならないと結論した。

この事実はタルパの創造に影響を避けがたい影響を与えている。
即ち、視覚化や聴覚化の対象となる姿形や声質は「設定可能」だが、会話オート化の対象となる性格はそうではない。
何故ならば、設定には必然的に客観性が要求されるからだ。
この意味において「感覚化はタルパにとって必須」であると言える。

しかし既にある程度オート化したタルパにおいては、そのオート化した感覚(≠五感)を頼りに会話などが出来るようになる。
この意味において「感覚化はタルパにとって必須でない」とも言える。


>それは「タルパ」というものの定義による。

と言うよりは、その人がタルパに対してどんな問題意識を持っているかによる。結局はそれで定義の仕方が変わってくるのだから。
定義が何の根拠もなしに与えられるというのはあり得ない。

「問題意識」という言葉を使うことには、単なる言い換え以上の意義がある。
問題を明確に述べることによって、共通の定義という可能性を模索しているのだ。
...決して定義から問題が生まれるのではない!



という感じ。
タル虐については特に面白そうな意見が出たわけでもなさそうなので省く。

全体的にタルパwikiの立ち位置が問題になっている。
僕は、タルパwikiにとってタルパの定義は些細な問題の一つに過ぎないと考えていて、それよりも多くのタルパーが「何を」「どのように」問題としているのかが明確になってほしいのだ。
考察や研究活動は、常にそこから始まるのだから。

まずは今ある資産を生かすためにも、タルパwikiの整理が喫緊の課題であることは疑いない。
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