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これまでの研究記事相関図(2018/8/4時点、融合仮説~タルパ現象論前期まで)
2021年の研究目標
2021年のタルパ研究の目標は「つづきはこちら」より。
1.タルパ現象論の図式における存在理念一般の研究
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
図式における契機については『タルパ現象論による「タルパの全体性」の解明』『タルパ創造現象の区別についての諸考察』で主題としていたが、それらと存在理念の作用としての現象に関しては多くの領域が未解明のままになっている。
特に前期タルパ現象論(2018年~2019年)で研究していた「態度」や、それを基礎づける現象とされた「注目」といった言葉の持つ意味を改めて現象学的に解体していくことが大きな課題となるだろう。
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
2.タルパの時間性についての分析を充実させる
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
既に主要な問いは列挙しているが、その現象学的な分析はほとんど進んでいない。タルパの時間性の境界付けにはさらなる研究が必要だろうが、せめて問いの分析だけは年内に完了したい。
先に公開した記事では存在理念一般の研究を先行させると言っていたが、そのための良いモデルを手に入れるという意味ではこちらの研究を先にやった方が良いのかもしれない。
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
3.素朴な言明と図式との対応を明らかにする
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
先の2つの目標は図式上の単一の要素である存在理念に向けられたものだが、実際的な場面で行われる「言明」はそれらの間の作用一般としての現象である以上、素朴な言明の研究も重要な課題の一つである。
最初に素朴な問いを研究対象としているのは分析のし易さのためであって、タルパそのものの設定(創造型でなくとも、タルパの基本的な存在様相の説明など)はほとんど常に素朴な言明として行われるのだから、それが図式における説明様式とどんな関係にあるかを調べねばならない。
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
4.タルパの上位カテゴリーの概略を示す
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
これは2020年以降の長期目標として挙げていた「タルパの存在論的カテゴリーの確立」をそのまま引き継いでいる。
ただし今の状況で詳細なカテゴリーを列挙することは不可能に近いので、まずは「タルパ的存在の上位カテゴリー」の範囲まで広げて、その概略を示すことを目標とする。
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021
これは実際的なタルパからは一歩引いたような境界付けを与えるに過ぎないが、いずれはその詳細なカテゴリーが種々の具体的なタルパの定義を与えるようになるだろう。
— ペンライト (@pv2_penlight) January 8, 2021