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最近ずっと基礎研究やっててタルパの話をしなさすぎな気がしたので。


タルパの分類の考え方というのは比較的古い創造型・邂逅型から生誕型・IF・IF由来のタルパ・版権タルパなど様々あるわけだが、そういった考え方が内包している一番の問題点はズバリ「実質的にタルパの創造の分類」になってしまっている点にある。タルパは当然ながら創造(あるいは認識などと言ってもいいが)された時点から後もそれなりに存在し続けるにも関わらず、「存在」そのものの様相が全く考慮されていないのだ。
タルパに関するタルパーの諸々の訓練がそれを補っているのだと考えることも出来るかもしれないが、その場合ではタルパーのタルパに対する態度が問題となっているに過ぎないのであって、タルパの存在そのものはやはり考慮されない。

それでは、ペンライトのタルパ研究はその点をどう解釈しているだろうか?

タルパがそれなりに存在し続ける現象に対して真正面から考察を試みたのは「タルパ治療学(2014~2015)」と「タルパ機械論(2017~2018)」の2つがある。いずれも「タルパというものはどんな在り方で存在しているのか」という問いについて、それなりのモデルの構築が行われていた。
だが、それでもタルパの在り方を考慮したタルパ創造現象の分類までには至らなかったのである。これを遂行するためには、そもそもタルパの「在り方」とその「創られ方」にはどんな基礎的な関係があるのか、という極めて難しい考察を避けては通れないからだ。先の2つの理論は、このような考察には耐えられなかったのである。

この重要な問題の解決をまたしても試みているのが現在の「タルパ現象論」である。驚くべきことに、『タルパ現象論による「タルパの全体性」の解明』によってその基礎的な関係の大部分が記述され、それが『タルパ創造現象の区別についての諸考察』での考察として実を結んだ。
実のところ、この考察でもタルパの在り方をほんの一部分しか扱っていないのだが、それでも既存の分類に対してはほぼ完全な解釈を与えることに成功したと言っていいだろう。
しかしながら、これはあくまでも「分類の考察」に成功しただけであって、「理論的な記述による分類の表現」にも成功したわけではない。言い換えれば、タルパについての理論的なモデルに基づいたタルパ創造現象の分類の記述が為されたわけではない。

そして、このような理論的なモデルそのものの記述をまずは目指していこうというのが『タルパ現象論が導くタルパの存在論についての図式』以降のタルパ研究なのである。
そのためにペンライトが現在進行形で取り組んでいる研究の内容については次回以降で紹介することにしよう。
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