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毎回タイトル考えるのめんどくさくて、結局ずっとこのままになりそう...


例の図式上で各因子間をつなぐ作用に「解釈的作用・思弁的作用」という語を当てたわけだが、その意味するところがイマイチ分かりにくいと思う。
その違いは、タルパについての設定に基づく言明今まさに在るタルパに基づく言明の違いだと説明できる。

前者ではタルパという存在者を「(自分に対して)○○のような、○○的な」人物として理解しているわけで、あらゆる言明はそこから出てくる。このような言明の背景にある要素こそが図式における存在理念である。
言い換えれば、言明によって説明されている存在(図式における契機)に対して、その言明を「為すところのもの」が存在理念である。

後者ではタルパという存在者が「(自分に対して)外から与えられて在る」人物として了解されているわけで、あらゆる言明はそこから出てくる。このような言明の背景にある要素こそが図式における契機である。
言い換えれば、言明によって説明されている存在(図式における存在理念)に対して、その言明を「為すところのもの」が契機である。

...という感じで、違いを明瞭にするためにわざと同じ構文で説明を試みた。

重要なのは、言明の意味内容からではどちらのパターンであるかは判別できないと言うことだ。他のタルパーが各々のタルパに対してどのように発言しようと、それが設定に基づくものか、それとも今まさに在るタルパに基づくものかは分からない。
ここから図式の要素について、因子は「言明の意味内容」が、作用は「言明を為すこと」が、それぞれ還元されるところのものであることが分かるだろう。
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