過去の主要な記事は「STUDY」から見ることができます。
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研究の流れは基本的にはシリーズ(理論の名称)内で完結していますが、一部の用語とその解釈は過去のシリーズから引用することがあります。
そのため、最新の研究の理解を目的とするならば最低限『タルパ治療学』から始まる記事から順に追っていくことをオススメします。
これまでの研究記事相関図(2018/8/4作成)
2019年の研究目標
2019年のタルパ研究の目標は「つづきはこちら」より。
1.タルパの「境界づけ」を完了する。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
これはタルパの「定義」ではない。定義はある事態をその現実性において把握できるようにする操作であるのに対して、境界づけはある事態をその可能性において把握できるようにすることだと考える。
だから境界づけとは「定義可能性」を与えることだと言って良い。即ちタルパを「可能性を生きる者」として考えられるようにすることを目指す。それがタルパそのものから現象学的に帰結されるか、それともタルパーとの関わりの限りにおいてであるかは今の僕が与り知るところではない。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
境界づけを終えた後は、その可能性に基づいた、その可能性の限りにおける妥当な分類を試みる。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
それは即ちタルパの全体性を規定するのにどれほどの種類が考えられ得るか、という問いに答えることになる。
さらに、それぞれの分類が内包する共存在としての道具的存在者についての考察を行う。多少雑な言い方をすれば、タルパが扱う「道具」をタルパの本質と関連づける形で論じたいのだ。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
2.タルパの自由について考察する。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
具体的には、いかなる意味において自由であるかを考察する。
無論これは先の境界づけを基になされるであろうし、だとすれば可能性として存在することがいかにして自由を規定するのか、自由を意味する限りにおいての可能性とは何なのかを考察するのである。
おそらくこれは、タルパの消滅と合わせて語られるだろう。なぜ可能性・自由・消滅が同じ文脈に現れるのか、その必然性についても十分に説明、あるいは証明する。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
3.哲学古典との対応の提示を行う。特に現象学および存在論との対応を明らかにする。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日
これはタルパ現象論における諸概念をより容易に検証可能とすることを目指すものである。
ちなみに、それら古典はタルパ現象論に既に大きな影響を与えており、現時点でも容易に指摘できるものもある。
4.最後に先の3つの結果を踏まえて、タルパ界隈に有用な概念を1つは提示したい。そしてwikiに載せたい。
— ペンライト (@pv2_penlight) 2019年1月1日