明確になった問題は共有される。共有された問題は議論される。議論された問題は無害化される。
タルパ研究/考察記事、盛り上がった頃は1週間に2,3記事は上がってたと思うんだけど、最近少なくなってしまいましたね。
その分最近は"面白い"考察を良く見かけるようになったから、単純に量が質に転化したのかな?
で、今回のテーマは「面白いタルパ考察とは何か?」です。
笑えるという意味の「面白い」ではなく、興味深いという意味での「面白い」のことです。
ところで面白さを考察する場で面白くもないことを言いますが、ペンライトが大抵の考察記事に抱く感想はほとんどの場合「で?」になります。
タルパの考察記事が読まれる状況は大体アウェーなのでこれが正常な反応だと思いますが、どうでしょう?
実は「で?」で終わってしまう理由はわりと明白で、「何をしたいのか分からない」「何故そうなるのか分からない」「どう使えるのか分からない」あたりが該当していることが非常に多いのです。
逆に面白いタルパ考察は上の3つをひっくり返した要素を持っていると考えれば、具体的にどうすれば面白い考察になるのかを考察することが出来ます。
可能性を提示する
上記3つの要素で言えば「どう使えるのか分からない」の逆に当たります。
単なる事実を書き連ねるだけの記事は、たとえ本当に事実だったとしても面白くもなんともないんですね。
可能性の感じるような具体的なアプローチには主に2通りあると考えます。
一方は新しい価値観を提供していること。
例えばこのブログで一番人気のまとめ記事は会話オート化訓練指標の記事です。過去の話をすれば、オート化という概念を提供したこと自体も、界隈に新しい価値観を提供していると言えます。
あるいはタルパ界隈にとって新しいものということを考えれば、他の学問や思想と結びつける行為もこれに当たります。一部の層ではタルパの訓練が魔術と結びついて理解されているのは知られた話ですが、そんな特殊な例でなくても一般的に学問と聞いて思い浮かぶようなものを使って考察している方は稀に見かけます。(が、そういう方に限ってすぐいなくなっちゃったりするのは何なんでしょうね...)
そしてもう一方は既存の価値観を一般化していること。
こちらは人それぞれが独り歩きするタルパ界隈では受け入れられ難いのですが、単に理論的・技術的観点から見ればとても興味深いことです。
このブログで「オート化」と言えば会話オート化や視聴覚化などをまとめた概念を指していますが、そうすることで今まで個別に考えなければならなかったタルパの訓練を一纏めにして考えることが出来ます。
両方に共通しているのは、今までは出来なかったことが出来るようになることを示している点にあります。それが考察の中で明確に示されていると、とても魅力的に感じられるんですね。
思想・理由・根拠を提示する
これは上記3つの要素のうち「何故そうなるのか分からない」を逆にした形です。
論理構造が破綻しているから分からない場合もありますし、理由や根拠以前に思想が理解できないという場合もあります。
優先度としては 思想>理由>根拠 と言った感じでしょうか。
根拠がしっかりしていても、それだけを並べるのは無意味です。根拠を伴った理由だけでも不完全です。2度目になりますが、事実を並べるだけの考察記事はあまり面白いとは言えません。
そのような考察より、思想だけベラベラ喋っている方がまだマシなのです。
洗練された思想、真っ当な理由、厳密な根拠、3つ揃って始めて100点満点の考察なのです。流石にそのレベルは求めていませんが...
ちなみにペンライトのように複数の理論を抱えている場合は、それらの関連性まで言及できれば良い感じです。
複数の理論を上手く利用した考察記事は書いている側としても快感を覚えますね。
TODOを提示する
「何をしたいのか分からない」の逆に当たります。
この考察がどう発展するか、何が改善点なのかを最後に書いておくといいでしょう。このブログでも最近は露骨にTODOを書いていたりします。
ちゃんと思想があって可能性も感じられるのに何故か良いイメージではない考察をたまに見かけますが、足りないのがこれだったりします。
これが無くて一話完結型の考察だと、せっかく面白いのが上手く活かしきれていないんじゃないかと感じます。
例えばタルパ治療学は1年以上前の理論ですが、今でもこまめに改善点を挙げているのは「ずっと使いたいから」に他なりません。だって治療学すごい便利じゃないですか。これを失うのはペンライトにとって、もはや致命傷になり得ます。
だから後続の理論とも仲良く出来るように、新しい解釈を与えたり矛盾を解消したり、あるいは治療学自体を発展させたりする必要があるわけです。
会話オート化と聴覚化の分離なんか2年以上前なのに、普通に最近の理論と照らしあわせても矛盾ないですからね...
まとめ
タルパ・IFにおける性分類
科学オカルト融合仮説
タルパの正体
結論:誰でも最初は無理。
その分最近は"面白い"考察を良く見かけるようになったから、単純に量が質に転化したのかな?
で、今回のテーマは「面白いタルパ考察とは何か?」です。
笑えるという意味の「面白い」ではなく、興味深いという意味での「面白い」のことです。
ところで面白さを考察する場で面白くもないことを言いますが、ペンライトが大抵の考察記事に抱く感想はほとんどの場合「で?」になります。
タルパの考察記事が読まれる状況は大体アウェーなのでこれが正常な反応だと思いますが、どうでしょう?
実は「で?」で終わってしまう理由はわりと明白で、「何をしたいのか分からない」「何故そうなるのか分からない」「どう使えるのか分からない」あたりが該当していることが非常に多いのです。
逆に面白いタルパ考察は上の3つをひっくり返した要素を持っていると考えれば、具体的にどうすれば面白い考察になるのかを考察することが出来ます。
可能性を提示する
上記3つの要素で言えば「どう使えるのか分からない」の逆に当たります。
単なる事実を書き連ねるだけの記事は、たとえ本当に事実だったとしても面白くもなんともないんですね。
可能性の感じるような具体的なアプローチには主に2通りあると考えます。
一方は新しい価値観を提供していること。
例えばこのブログで一番人気のまとめ記事は会話オート化訓練指標の記事です。過去の話をすれば、オート化という概念を提供したこと自体も、界隈に新しい価値観を提供していると言えます。
あるいはタルパ界隈にとって新しいものということを考えれば、他の学問や思想と結びつける行為もこれに当たります。一部の層ではタルパの訓練が魔術と結びついて理解されているのは知られた話ですが、そんな特殊な例でなくても一般的に学問と聞いて思い浮かぶようなものを使って考察している方は稀に見かけます。(が、そういう方に限ってすぐいなくなっちゃったりするのは何なんでしょうね...)
そしてもう一方は既存の価値観を一般化していること。
こちらは人それぞれが独り歩きするタルパ界隈では受け入れられ難いのですが、単に理論的・技術的観点から見ればとても興味深いことです。
このブログで「オート化」と言えば会話オート化や視聴覚化などをまとめた概念を指していますが、そうすることで今まで個別に考えなければならなかったタルパの訓練を一纏めにして考えることが出来ます。
両方に共通しているのは、今までは出来なかったことが出来るようになることを示している点にあります。それが考察の中で明確に示されていると、とても魅力的に感じられるんですね。
思想・理由・根拠を提示する
これは上記3つの要素のうち「何故そうなるのか分からない」を逆にした形です。
論理構造が破綻しているから分からない場合もありますし、理由や根拠以前に思想が理解できないという場合もあります。
優先度としては 思想>理由>根拠 と言った感じでしょうか。
根拠がしっかりしていても、それだけを並べるのは無意味です。根拠を伴った理由だけでも不完全です。2度目になりますが、事実を並べるだけの考察記事はあまり面白いとは言えません。
そのような考察より、思想だけベラベラ喋っている方がまだマシなのです。
洗練された思想、真っ当な理由、厳密な根拠、3つ揃って始めて100点満点の考察なのです。流石にそのレベルは求めていませんが...
ちなみにペンライトのように複数の理論を抱えている場合は、それらの関連性まで言及できれば良い感じです。
複数の理論を上手く利用した考察記事は書いている側としても快感を覚えますね。
TODOを提示する
「何をしたいのか分からない」の逆に当たります。
この考察がどう発展するか、何が改善点なのかを最後に書いておくといいでしょう。このブログでも最近は露骨にTODOを書いていたりします。
ちゃんと思想があって可能性も感じられるのに何故か良いイメージではない考察をたまに見かけますが、足りないのがこれだったりします。
これが無くて一話完結型の考察だと、せっかく面白いのが上手く活かしきれていないんじゃないかと感じます。
例えばタルパ治療学は1年以上前の理論ですが、今でもこまめに改善点を挙げているのは「ずっと使いたいから」に他なりません。だって治療学すごい便利じゃないですか。これを失うのはペンライトにとって、もはや致命傷になり得ます。
だから後続の理論とも仲良く出来るように、新しい解釈を与えたり矛盾を解消したり、あるいは治療学自体を発展させたりする必要があるわけです。
会話オート化と聴覚化の分離なんか2年以上前なのに、普通に最近の理論と照らしあわせても矛盾ないですからね...
まとめ
タルパ・IFにおける性分類
科学オカルト融合仮説
タルパの正体
結論:誰でも最初は無理。
PR
この記事にコメントする