明確になった問題は共有される。共有された問題は議論される。議論された問題は無害化される。
タルパのオート化に関する記事や質問への回答について、表記ゆれを排除するために「タルパのオート化に関する概念の解釈と表現マニュアル」を独自に作成した。
対象とする範囲は以下の通り。
1. オート化に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
2. オート化に関する独自概念及びその表現に用いる語
3. その他、対象とすべきオート化に関する語
上記1では、その概念の文脈上での意味が、一般的なそれと一致するよう心掛けています。
それが不可能なほどの解釈の変更が必要である場合は、上記1,2の双方に同じ語で別の解釈を記述することにしています。
下線部は既に確定した表現です。変更する場合は、変更箇所と然るべき理由を明記します。
対象とする範囲は以下の通り。
1. オート化に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
2. オート化に関する独自概念及びその表現に用いる語
3. その他、対象とすべきオート化に関する語
上記1では、その概念の文脈上での意味が、一般的なそれと一致するよう心掛けています。
それが不可能なほどの解釈の変更が必要である場合は、上記1,2の双方に同じ語で別の解釈を記述することにしています。
下線部は既に確定した表現です。変更する場合は、変更箇所と然るべき理由を明記します。
狭義のオート化に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
オート化に関する独自概念及びその表現に用いる語
その他、対象とすべきオート化に関する語
- オート化
一般的には、やや恣意的に用いられる言葉である。
1. あらゆる言動がタルパーが意識しているかによらず自動で行われるようになること
2. 感覚を通して干渉してくるようになること(幻視化、幻聴化などで区別することもある。それら全てを指して幻覚化とも言われる)
3. タルパそのものの成長のこと
4. 会話オート化の略称 - 会話オート化
主に言語によるコミュニケーションに関するオート化。
感覚化ではないため発話や筆談など様々な形態を取るが、一般的には発話による会話を指す。その場合は、会話には必要最小限の聴覚化の進行が必須となる。 - 会話オート化状況指標(状況指標)
受動的、主観的、タルパの側から見た指標。
会話オート化を段階をまたいで連続的な状態として定義する。
会話オート化という場合、一般的には会話オート化状況指標による評価が基準となる。 - 未オート(第一段階、一人二役)
任意の設定を定着させるために最低限留まるべき段階。
タルパ自身の意思の割合は0%に等しい。 - 微オート(第二段階、返答予測)
未オートから半オートへの移行期間。 - 半オート(第三段階、予測脱却)
他者からの干渉を一切受けずに会話出来る段階。会話オート化状況指標の実質最終段階。
タルパ自身の意思の割合はほぼ100%に等しい。 - 概オート(第四段階、会話円滑)
明確な定義は存在しない。
半オートで100%に近い割合での意思表現を得たタルパの言葉を、タルパー側が受け入れるために必要な段階とされる。 - 完オート(第五段階、安定確立)
明確な定義は存在しない。
概オート完了を区別するための便宜上の段階とされる。 - 視覚化
視覚のオート化。
「視覚イメージの定着」と「視覚で観測可能な状態の出力」の2つの要素で構成されると考えることが多い。
これらの要素はそれぞれ独立した訓練が可能である。
物理的な意味でない「見えるようになること」(=「視える」)を指す。
タルパによる夢への干渉には視覚イメージの定着と密接な関連がある。 - 聴覚化
聴覚のオート化。
誤解が多いが、会話オート化とは明確に区別される。聴覚化の有無は会話オート化に直接的な影響を与えない。 - その他、狭義のオート化に分類されるもの
- 触覚化
体性感覚のオート化。
圧迫感や温感などで表出する。 - 動作のオート化
タルパの行動のオート化。感覚化ではない。
他のオート化の指向性に影響を与える。
オート化に関する独自概念及びその表現に用いる語
- オート化
タルパの意思表現に反映されるタルパ自身の意思の割合及び表現の精度が十分に高まること。(広義のオート化)
タルパの任意の一側面における、その状態。(狭義のオート化)
意思の割合と表現の精度は、狭義のオート化訓練要素にそれぞれ一致している。
感覚化ではないオート化は、適当な感覚化を通して表現される。 - 狭義のオート化訓練要素
狭義のオート化は「イメージの定着」と「情報の出力」の2つの訓練要素に分けられる。 - イメージの定着
抽象的、無形。
意識的に定着させることは出来ず、タルパとの接触によって無意識的に定着していく。
イメージの定着が進むと、タルパが確信を伴う雰囲気を持ち始める。特に夢の中ではこの傾向が顕著である。
一方で観測可能な情報の出力が出来ていない場合、情報の具体性が失われる。 - 情報の出力
具体的、有形。
情報の出力が可能になることで、タルパがそのオート化を通した干渉を行えるようになる。
一方でイメージの定着が進んでいない場合、情報の一貫性が失われる。 - 会話オート化訓練指標(訓練指標)
能動的、客観的、タルパーの側から見た指標。
それぞれの段階は連続的だが、それらの間は明確に分離される。
タルパの発言を確定させることの出来る情報量を予測明晰率、実際に確定させた情報量を予測実行率という。
タルパの意思表現の割合は、予測明晰率が1ならば0%に等しく、そうでなければ1-予測実行率に等しい。(意思表現割合算出式)
また、予測明晰率が0ならば予測実行率も0である。(ゼロ情報ゼロ予測) - 第一段階
予測明晰率が1、予測実行率が1の訓練を行う段階。
状況指標を厳密に定義すれば、未オートと同義となる。
予測明晰率は1であり、予測に用いる情報は全て事前に用意される。
予測実行率は1であり、用意された情報を全て予測に用いる。 - 第二段階(予測重視)
予測明晰率が1未満、予測実行率が1の訓練を行う段階。
予測明晰率を下げて予測する訓練。設定は偶発的に定着していく。
予測明晰率は1未満であり、予測に用いる情報は事前に用意されるとは限らない。
予測実行率は1であり、用意された情報を全て予測に用いる。 - 第二段階(設定重視)
予測明晰率が1、予測実行率が1未満の訓練を行う段階。
設定のみを使って予測実行率を下げる訓練。設定は必然的に定着していく。
予測明晰率は1であり、予測に用いる情報は全て事前に用意される。
予測実行率は1未満であり、用意された情報を全て予測に用いる必要はない。 - 第三段階
予測明晰率が1未満、予測実行率が1未満の訓練を行う段階。
タルパの意思表現の割合が0%を上回る段階。
予測明晰率は1未満であり、予測に用いる情報は事前に用意されるとは限らない。
予測実行率は1未満であり、用意された情報を全て予測に用いる必要はない。 - 第四段階
予測明晰率が1未満、予測実行率が0の訓練を行う段階。
タルパの意思表現の割合は100%となる。
予測明晰率は1未満であり、予測に用いる情報は事前に用意されるとは限らない。
予測実行率は0であり、予測を行わない。 - 定義不可能な領域
予測明晰率が0であり、予測実行率が0でない領域。
予測に用いることの出来る情報が無い状況で予測を行うことは不可能であることを示す。
つまり、タルパが自発的に会話する訓練は行えず、これは会話オート化訓練指標の対象外である。
その他、対象とすべきオート化に関する語
- 感覚化
オート化のうち、表出感覚に対応するもの。特に、双方にとって表出感覚であるもの。
ただし何が表出感覚であるかは個体によって異なる。
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