明確になった問題は共有される。共有された問題は議論される。議論された問題は無害化される。
タルパの基本・例外事項に関する記事や質問への回答について、表記ゆれを排除するために「タルパの基本・例外事項に関する概念の解釈と表現マニュアル」を独自に作成した。
対象とする範囲は以下の通り。
1. 基本・例外事項に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
2. 基本・例外事項に関する独自概念及びその表現に用いる語
3. その他、対象とすべきタルパに関する語
上記1では、その概念の文脈上での意味が、一般的なそれと一致するよう心掛けています。
それが不可能なほどの解釈の変更が必要である場合は、上記1,2の双方に同じ語で別の解釈を記述することにしています。
下線部は既に確定した表現です。変更する場合は、変更箇所と然るべき理由を明記します。
対象とする範囲は以下の通り。
1. 基本・例外事項に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
2. 基本・例外事項に関する独自概念及びその表現に用いる語
3. その他、対象とすべきタルパに関する語
上記1では、その概念の文脈上での意味が、一般的なそれと一致するよう心掛けています。
それが不可能なほどの解釈の変更が必要である場合は、上記1,2の双方に同じ語で別の解釈を記述することにしています。
下線部は既に確定した表現です。変更する場合は、変更箇所と然るべき理由を明記します。
基本事項及び例外事項に関するよく知られた既存概念の解釈及びその表現に用いる語
基本事項及び例外事項に関する独自概念及びその表現に用いる語
その他、対象とすべきタルパに関する語
- タルパとは
チベット密教における訓練の一つであるトゥルパが、現代になってネット上に広まり概念の変化を経て定着したもの。その適当な解釈に基づいて創られた存在。
トゥルパは訓練の名称であるのに対し、タルパは存在の名称であると受け取られる。 - タルパの創造法
全くの無から、霊体の類(と一般的にみなされるもの)を創り出す。あるいは写真や絵などの物理的な存在に対して、いわく魂のようなものを与える。
創造時において、儀式的行為が用いられることがある。
会話によるコミュニケーションが主要な訓練とされており、これによって必然的に会話オート化が先行する。 - 創造型/邂逅型
自ら創り出したタルパを創造型、偶然出会ったタルパを邂逅型という。
邂逅型は出会った時点で既に十分オート化している。
邂逅型には会話オート化状況指標が適用できないとされる。 - 真名
先天的にタルパに備わっている名前。あらかじめ決めておくことも出来るとされる。
他人に対して秘匿すべきものである。名前を知られた時点でタルパの制御を奪われる、意味を把握されなければ無問題などの様々な解釈がある。
やや宗教的な概念であり、真名という概念自体が無いタルパも存在する。 - 依り代
物理的な存在でないタルパに物理的な特性を与えるために用いられる。依り代としては、値段やその他付属的な情報は本質的な意味を持たない。
依り代をタルパそのものと捉える、依り代の中に精神世界を創るといった使われ方がある。
また他の目的のために、物理的な特性の無い精神世界自体を依り代として用いることもある。 - 暴走
タルパが他のタルパやタルパーに対して望まれない悪影響を及ぼすようになった状態。オート化の1つの側面でもある。
タルパーの認識に強く依存する概念であり、当然この概念がないタルパも存在するが、タルパまとめwikiなどで喧伝され一般化した。 - 消滅
あらゆるオート化の側面を持ってしても、タルパを認識できなくなること。
完全に消滅すると本質的に同一であるタルパを再び認識することは不可能となるが、完全に消滅するという現象があり得るかは不明である。
会話オート化や視覚化など一部にとどまる場合は、回復した例はある。
また意図的に消滅させることも出来るとされるが、タルパとは一生を共にするのが理想であり前提であるため、避けられるなら避けるべきである。
基本事項及び例外事項に関する独自概念及びその表現に用いる語
- タルパとは
必要最低限以上オート化した側面を通しての干渉によって維持されているもの。
如何にして創られたかは問われない。
- タルパの構成要素
- タルパの創造
ここでのタルパの定義から、創造を定義することは出来ない。
よって独自概念としてのタルパは、既に何らかの形で存在していると解釈する。
その他、対象とすべきタルパに関する語
- 概念(オート化、治療学モデルにおける副体と関連付けられるものとして)
何らかの情報を持ち得る普遍的、あるいは個別的なもの。
治療学モデルでは、ある実体のこと。原理として導入されている。
オート化では、そのオート化によって干渉を行うための媒体のこと。 - オート化
タルパの意思表現に反映されるタルパ自身の意思の割合及び表現の精度が十分に高まること。詳しくはこちら。
オート化の表現に使われる媒体は概念に1対1対応する。 - 感覚
オート化によって干渉を行う媒体の、干渉に重きを置く場合の言い方。概念と1対1対応する。
一般的に認められている意味での感覚を表出感覚とし、表出感覚に対応しない概念に対応するべき感覚を概念感覚とする。ここでは、この2つをまとめて感覚という。 - 人工精霊(タルパに関連付けられるものとして)
タルパから宗教色を完全に排したもの。その訓練も同様に、宗教的でない形で体系づけられる。
依り代が必須とされる。
タルパ自体から宗教色が薄れた現在では、タルパほど重要視される概念ではない。
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