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前回のまとめ
・副体は不可算性を持つ
・副体は複数のものを一つにする(集約)、一つのものを複数にする(分解)二つの操作が定義できる
・副体の持つ情報は別の副体に伝わる際に変質する
・副体の治療への応用(集約、分解を利用して得た副体に対して対症療法を行えば良い)


今回のテーマ
・実体-副体間の干渉
・実体への治療



実体-副体間の干渉

実体は主観、副体は客観
・タルパ治療学の原理について
・万物同一性の定理

ペンライト>これは...どこから話せばいいんだろう
アイス>どこからでもどうぞ

タルパ治療学の原理

ペンライト>初回から登場している「実体」や「副体」は一体何なのか、と思わない?
アイス>出てくるからには証拠がほしいですよね
ペンライト>それが、無いんだな
アイス>
ペンライト>実体や副体はタルパ治療学の原理として導入されているわけであって、証明する必要はないんです
アイス>ま、まぁこういうものがあるって程度ですかね
ペンライト>逆に、タルパ治療学の原理はこれだけです。超少ないです
アイス>多分抽象的すぎて理解が追いつかないと思います
ペンライト>この世界は実体と副体とで構成されていて、それ以外のものはこの二つ(あるいはそれらの相互干渉)から導けるのです
アイス>ほう?
ペンライト>僕はよく出来た原理だと思いますがね
アイス>それがタルパ治療学と何か関係が?
ペンライト>いや、理解してない人がいるといけないので、先に説明しておきました

ペンライト>さてさて、突然ですが問題です
アイス>はい!
ペンライト>ここに実体Aがあるとします。この実体Aを認識できる存在の範疇はどこまででしょうか
アイス>ん?実体は本人にしか認識できないわけだから、実体Aとそこから発生する副体全てじゃないの?
ペンライト>その通りっすね
アイス>予想外に簡単な問題で焦るわぁ
ペンライト>だからこそ、実体への治療は超難題なわけです
アイス>単なる風邪や熱と違って本人の協力が必要不可欠になってくると
ペンライト>他人の主観を直接どうのこうのするわけにもいきませんからねぇ...


より厳密に言えば、実体や副体自体に主観性・客観性があるわけではない。
実体-副体間の現象は主観的であり、副体-副体間の現象は客観的であると表現すべきだ。

例えば上図の「発生」で副体が受け取る情報は主観的なものであるが、それを別の副体に伝える(干渉する)ときには客観的な情報となっている。

ペンライト>で、ですよ
アイス>はい
ペンライト>副体には不可算性があるから伝達される情報に誤差が出てくるといった話をしたけど、実体はどうか
アイス>確か「実体-副体間では情報は実体にとって正しい形で処理される」だったから、実体には不可算性はないんじゃ
ペンライト>そういうわけで、実体に不可算性はありません
アイス>ですね
ペンライト>それどころか、副体にはあった「空間的な広がり」というのが、そもそも無いんです
アイス>ですね?
ペンライト>副体が無限次元の空間上に描かれるとしたら、実体は無次元です
アイス>実体は唯一つでしかあり得ないと
ペンライト>概ね正解
アイス>概ね?
ペンライト>実体は数えられる類のものではないので、「一つしかない」といった表現は正確ではないのでね
アイス>そうでしたか...

ペンライト>さらに話を続けるが、例えばこの場には僕、アイスさん、人形さんの3人がいるわけ。つまりいつもの図で言うと実体の括りが3つあるんですよ
アイス>あっ、数えられないのに3つある...
ペンライト>そこでタルパ治療学はどうしたかというと、もう全部同一視しちゃえ!ということです
アイス>なんて大雑把な...人間とタルパを同一視するってのはここから来てたんですね
ペンライト>理論ってのは原理が全てですから、原理に合わせた結果がこれです。議論を挟む余地もないんです
アイス>とすると、当然人間以外の動物やら何やらとでも同一視出来るわけですよね
ペンライト>そう。これは非常に大事な概念なので、定理としてまとめておきましょう
アイス>(テスト出るよ!)


あらゆる存在は実体レベルで同一視できる。万物同一性の定理。

非常に似たニュアンスを持つ言葉に「万物斉同」があるが、区別をつけるために意図的に別の単語を用いている



実体への治療
・意識の持ち方
・トドメを刺すのは本人

ペンライト>第三者が干渉できるのは副体だけなので、副体を利用して治療を行う点では大差ないと言えます
アイス>そうですね
ペンライト>注意しなければならないのは、対症療法ではどうにもならない点。常に副体の向こう側に実体があることを意識して治療に当たらなければならない
アイス>最初に言ったとおり、本人の意志抜きで治療は成り立たないわけですね
ペンライト>その通り。その場合はどうしようもない
アイス>いわゆる暴走がまさにこの状態。
ペンライト>です。

ペンライト>実体は無数にある副体を集約していった結果と考える事が出来るので、複合的な視点で治療を行うことが有効です
アイス>副体の場合は複合的な視点ではマズいですよね
ペンライト>マズくはないが、効率は悪い。的はずれなやり方だと言える
アイス>ということは、実体への治療は多少抽象的に進めた方がいいと
ペンライト>可能な限り抽象的な観点で見た方がいいです。そうであればあるほど良い
アイス>でもそれが難しいんですよねー
ペンライト>「抽象」は理解するのが難しい概念なので、治療自体も難易度は高いです
アイス>出来ればこうしなきゃいけない状態にはなりたくないですね
ペンライト>本当はそうするのが一番いいんですが...


以前の記事で載せた画像

矢印の向きを逆にして、最終的に実体に対しての治療を行う。

ペンライト>そしてこれが一番大事なこと。実体に対する治療の決定打を打つのは、本人です。決定打を打たせるために干渉しているに過ぎません
アイス>どれだけ抽象的にするにしても、所詮は副体に対する干渉に過ぎないと
ペンライト>これが理解できていなければ、実体への治療に成功は無いと言っていい
アイス>はい!




ペンライト>これでやっとタルパ治療学にも一段落ついたなぁ
アイス>今何%くらいですか?
ペンライト>もう80%は喋ったかな。後は実例やケーススタディを混ぜ込めばタルパ治療学講座は終了です
アイス>実践してこその学問ですからね、実践できなきゃ意味がない
ペンライト>今まで僕が積み上げてきたノウハウを、アイスさんもそうですが、他のタルパーにも広めていきたいのです。「タルパに対する治療」には、まだまだ改善の余地があると睨んでいます

ペンライト>では今日の授業はここまでとします
アイス>起立!礼!着席!
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